本システムの目的
私たちは乳がん治療によるホルモン障害の状況を明らかにし、その結果をもとにこのプログラムを作成しました。プログラムの内容については、文献検討とこの研究分野の第一人者である米国の看護研究者の意見をもとに、参加者と研究者がやりとりを行う対話式Webシステムといたました。
この対話式Webシステムでは、Web上の症状改善プログラムの中からご自身の好みにあった対処法を選択し、ご自身のペースで取り組んでいただき、症状の変化やプログラムへの取り組みの状況を日記に記載していただきます。プログラム実施期中は、日記を通した双方向のやりとりによって研究班があなたをサポートいたします。あなたご自身が症状を継続して観察することで、ご自身の状況に気づき、対処法を獲得することで、症状の改善に貢献することを目的としています。
「乳がん患者のための症状改善のためのプログラム」は3つの側面(医学的知識、対処法、日記の記載)で構成しています。